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2010
09
08

anex- eee的日常 #03

扁桃腺熱でうなされていたら、久々に与太話を書きたくなりました。ほぼ、半年ぶり。
カテゴリー設定してあるんだから、やっぱり時々はお目見えしないと、です。
ということで、



anex- eee的日常 #03


これは、フィクションです。

早朝からの立ちっぱなしでの仕事をやっと終え、何とか家へ帰りついた。身体は勿論疲れてはいるけれど、社会に、世間様に貢献できている?仕事なのだからと、気分は悪くはないけれど。寧ろ充実感さえあったりして、っと。
時間は、22:00。
とりあえず、ツワィス・アップで気分を鎮めて、後はぼちぼちと心地よい疲れを楽しもうかと思っていたとき、元親方から、久しぶりのコンタクト有り。ホント、一年振りくらいだろうか。

「Eちゃん、あいや、E先生、お久しぶりでやんス・・・」
「ホントご無沙汰です。親方、誰か死んだの?・・・」

とこんなやりとりが有っての話。

元親方が、十二月の初めに、ショクナイを持ってきた。
クリスマス、地元ホテルのディナーショー。
何とフルバンド、5・4・4のリズム4.
大物演歌歌手による、麗しきクリスマス歌謡ショー??

何で、クリスマスに演歌なのよー、と言ってはみたけれど、急遽現地調達ドンバということで、ギャラが良いのだ。
アゴつき、取っ払いで○万円。一時間を二回とのことで、タダみたいなもんだぁね・・・と、他のメンバは言うけれど、演歌なのよぉ~・・・。
ギターはつらいのよぉ~、始め、中、終わり、弾き詰めなのよぉ~・・・。
それに、ガットだけじゃ許してくれないだろうから、エレキも用意しないとだし、アンプにエフェクタに、運ばなきゃだし・・・。
とりあえず、早く譜面を下さいな、と、元親方に言ったら、まだだと言う。

「Eちゃん、譜面届いたら、とりあえずストレートで一回合わせりゃ、大丈夫でしょうよ。10曲位だからね。果報は寝て待て、急いては事をし損じる、親しき仲にも前戯あり、よ」

との御言葉が有ったのが二週間前で、とうとう明日が本番。

当日ドンバリハの時間が一時間くらいはあるだろうからとの事で、まあ、演歌の譜面の模様はパターンだから、何とかなるはず(だてにキャバレーやってたんじゃないぞ)と、タカをくくっていたら、とんでもない事が起こった。

今回は、その顛末を・・・。

一回目が18:30開始、我々ドンバは12;30には入って、譜面スタンド組んだり、色々とやらされる。アンプ運んで、電源確保して、エフェクタチェックして、モニタ、P.A.とやっと音出しをとなるのだが、入ってくるごとにそこここで、懐かしがっている爺様たちが、同窓会状態。やっと親方が皆を集めて、業務連絡を始めた。

「これから、ドンバリハを一時間やって、看板が16:30に入りますからぁ、それから歌合わせしまぁ~す。」

と、ここで御大1st.petの多田さん

「よいからさ~、譜面早く、くんなましよ、親方さん」

さて親方、少し居住まいを正して、
「実は、これは私も今の今聞いた事なんだけれど、先ノリの第二マネージャの言う事にゃ、フリでお願いします。との事です。」

一瞬の?・・・・・・・・・。


「えー、カラオケC.D.流すそうですからぁ、そのう、皆さんにはそのおつもりでの、心構えを確りとしたうえでの、素晴らしいフリを、とのことであります。それで、リハはカラオケ流してぇの、フリのお稽古ということでお願いたします。一応譜面は、各々にCメロをお渡ししますので」

親方、一気に業務連絡を終えた。
誰からも文句が出なかったので少しホッとしたのが見てとれた。皆、プライドはあるからね。でも親方を立てているんだろう。
まぁ、少しの沈黙はあったけれど、爺様たちはすぐに同窓会に戻るのでした。

「祐さん、そんなにやり過ぎちゃ、かえっておかしいよ・・・。」
「それも、演技過剰バイ・・・。」

と、わきあいあいにリハ?を済ませ、とりあえず、小さくは音出さないと無音のフリは難しいとなって、さあ、歌合わせ。看板も、既に到着したとの事だった。

満面に笑みをたたえて、ドンバにもきちんと挨拶をする看板は、流石にキャリアが違うなぁ。最近のポットでの生意気なのとは、などと思いながら一曲目のフリ終えて、さあ次、というところで、看板が下手に引いてしまった。

親方が、第一マネジャから呼ばれて帰ってきて、今回は凄くすまなさそうにメンバに伝えた。

「え~、大先生が少しく風邪気味であられまして、張のある高音部をお客様にお聞かせするためには、そのう、少しく演奏の変更を当バンドにお願いしたいとのことであります。」

メンバは、既に事態を理解している。
昔はよく有ったなぁ~、こんな非常事態。
スターは、日本語で【我儘】と書く・・・。

御大多田さん
「♭用のオケC.D.あるんでしょ、ねぇ、親方」

みんな一斉に親方を見つめる。

「え~、残念ながらぁ~、あ~りません。P.A.の方にも、キ―カポついてないそうですぅ。ということで、ここは申し訳ない事でありますが、先ほどのオケキ―よりも一音♭での、実演演奏をお願い致すしだいです。え~、一時間ほど時間に余裕が有りますので、メンバ各々、お手持ちのCメロにてのご対処をお願いたします。それで、第一回目は、ぶっつけということで、宜しくお願い致します・・・」

相変わらず、メンバは涼しい顔をしている?いや、装っている。

貰っているCメロが結構変則なキ-なのに、これの一音下げ!
まぁギターやベースや、ヤノピや、勿論タイコは簡単?に移調して演奏できるけれど、ほとんどの楽器、B♭(ラッパ、ボントロ、テナー)E♭(アルト、バリサク)は地獄の読み替えが要求されるのだ。

とここで、爺様たちの佇まいが一変した。
背筋が伸び、きりりとした顔立ちに代わり、イカス!バンドマンそのものに戻ってしまったかのようだった。

とここまでが一つのエピソード。
この先がまだある。

昔取った杵柄で、さすがにドンバ、止まることなく一回目を、ほとんど初見状態での真剣勝負を無事に終え楽屋へ帰った。


ショーの会場は、フランス料理だけれど、楽屋食は、鮨だった。それも、かなり豪華だった。

あ、でも駄目だ、駄目だぁ~。
誰が持ってきたんですかぁ~、ルービーを!
既に、爺様たちは飲み始めている。
親方、早く止めないとですよと、探すと、当の親方も一回目を何とか乗り切ったの一安心でグイッとやっていた。

もう知らんからね、僕。何が有っても、ぐちゃぐちゃになっても、木に登ってもぉ~・・・。
と、かくいう僕も既にシュパッと缶ビールをかざしたのは言うまでも無い・・・。

二回めのステージは、それは色気のある演奏だった。素晴らしい粋なアンサンブル。やっぱ捨てたもんじゃぁないね、の、キャバレー・バンドでした。

ただ、親方が調子に乗って、アルト咥えながらスマイリ―もどきやったり、国さんが反り返るようにしてテナーあおったりしたりで、お客さんに大受け状態。看板大先生が気分を害するのではの心配も、杞憂に終わり、何と看板大御所大先生も、休憩時間に聞こし召していらっしゃり、バンドと一緒に大盛り上がりのあり様でした。

で、結局、二回目ステージは、5曲しか演奏は無かったのです。でも、皆が満足、勿論お客様もです。

その上、最後の曲が終わり、大先生が下手へひかれるときに、親方があの頃の、キャバレー時代のチェイサーをバンドにオーダーして演奏したものだから、お客様からドンバにまで拍手があって、大先生は戻ってきて、バンドの指揮までする始末でした。
いやぁ、皆で楽しんだのですね、久しぶりの緊張感はありましたがね。流石、本物のドンバ、お見事でした


楽屋に帰り、始末を終え、一人二人と爺様たちがお帰りに成る時、一番若輩の僕に声をかけてくれる。
いつまでも、学生のままに思えるんだろうなぁ。
バリサクに押しつぶされそうな、若さんが
「Eちゃん、久しぶりに楽しかったな。やっぱ、初見の緊張感が無いと、やった気がせんよ、またな」
と一言。

うーん、そうなんよね、いっぱいの冷や汗と、たくさんの恥と、惜しみない努力と、若干のオネエチャンとが、いっぱしのドンバを作るんだぁネ。

こうあっても、爺様たちは、進駐軍御用達特Aランクの猛者なんですからね。ここで修行させてもらえたEは、とても幸せでした。
と、一人思いにふけるEなのでした、とさ

再度、これは、フィクションです。

久方ぶりの与太話でした。
記念月ということで、お許しの程。
え~、お後がよろしいようで・・・。

次回は、12日の予定です。
新作の予定ですが、まだ創ってない・・・どうなる事か。





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Comment

  1. ただいま「非公開コメント」も受付中です。
  2. 2010/09/09(Thu) 22:01あひるの歌 [ URL|Mail ]

    楽しく読ませていただきました!
    でも、一部の言葉が分からなくて教えていただきたいことがあります。

    「看板」は歌手のことでしょうか?
    これは何となく前後の文で分かります。
    「Cメロ」って言うのは、キーがCのふめんのことでしょうか?
    それともサビの部分のこと?
    教えてください。

    あひる

  3. 2010/09/10(Fri) 01:07ew1 [ URL|Mail ]

    あひるさん、こんばんは。

    講釈師、見てきたような嘘を言い(笑)

    とりあえず・・・。
    【看板】は、そうですね、この場合は、歌手の事です。
    【Cメロ】は、いわゆる市販されていたり、雑誌のおまけ(たとえば年末紅白出場曲一覧)に付いているようなやつ。
    キーは、本来の歌唱キーや、楽曲のオリジナルキーです。
    ですから、ギターやピアノやベースは、そのままで実音演奏できます。
    移調楽器は、写譜して移調譜にすればよいのですが、その暇が無い時には、実音演奏する為には、その譜面を見ながら読み替えて演奏しなくてはなりません。
    ブラスや、サックスの人たちは大変ですw
    今更ながら、ギターに転向してて良かったと・・・。

    またいずれ、与太話を、ただし、フィックションですが(再笑)

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